映画「羊の木」 感想
漫画が原作の作品ですが、漫画自体は読んだことはなく、予告を観た時に面白そうだと思ったので観てみました。
どんな内容なのか?
とある小さな街が舞台であり、その中で暮らす人々の話です。
しかし、ある時この小さな街に6人の新たな住民が移り住むことになるのである。
そして、その6人全員が前科持ちであり、人を殺したことがある人ばかりであった。
主人公を演じるのが関ジャニ∞の錦戸亮さんで、役柄はその6人を管理する市役所役員である。
前科持ちの犯罪者が6人集められたこの街で様々な事件が起こるのである。
錦戸亮という俳優について
僕はこの作品だけでなく、他の映画作品でも錦戸亮さんが出演されている作品を観たことがあるのですが、この作品での役柄は、絶妙に合っていたのではないかと思いました。
他の作品でも同じような役柄を演じている作品を観たことがあるのですが、アイドルとは思えないほどに地味な役柄が多いイメージがありました。
しかし、地味でありながらも、主役を務めるということは、華があるということでもありますから、やっぱり錦戸亮さんには魅力を感じましたね。
悪人は裁かれ、善人は報われる? ※ネタバレ
6人の元犯罪者は、様々な過去を抱え、それなりの償いをしたことによって外に出てきたのである。
しかし、その6人の中には、過去の悪事を悔い改め、人生を再構築しようと一生懸命に生きるのである。
しかし、その中には、そのような考えを持っていない人物もいる。
過去の過ちを反省することなく、衝動のままに生きている犯罪者。
しかし、この映画では、最後にそのような人間に天罰が下るのである。
過去を悔い改め、今の自分を生きようとする人間は報われ、悪人は裁かれる。
この映画の結末は、この世のあるべき姿を投影したものになっていると感じました。
最後に
漫画原作の実写化はあまり評価を得られないという話を少し前の「ジョジョの奇妙な冒険」で言ったのですが、この種類の漫画原作に関しては、しっかりと面白いと感じる事が出来ました。
漫画を読んだ人は、どう思うか分かりませんが、僕は面白いと感じました。
是非観てみてはいかがでしょうか?