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映画「ラ・ラ・ランド」 感想

以前紹介した「マイ・インターン」を観てから洋画に興味を持ったことをきっかけにまた面白そうな洋画が観たくなり「ラ・ラ・ランド」を観てみました。

話題作というだけあり、作品のタイトルは何度も耳にしたことがあったが、期待を裏切らない面白さでした。 

 

 

どんな内容なのか?

僕が初めてこの映画を知った時、動画で歌って踊っていたイメージがあったので、ミュージカル的な要素を持った映画なのかなと思っていました。

もちろん、映画の中では歌を歌ったり踊ったりするシーンがたくさん含まれてはいたのですが、ただミュージカルを舞台として物語が繰り広げられているというものではありませんでした。

ジャンルは、ラブストーリーではあるが、映画自体が持つテーマとして重要なのは、男女の恋愛ではなく、どちらかと言えば、人それぞれが持つが大きなテーマとして掲げられていました。

 

なぜヒットしたのか?

ストーリー自体はすごく分かりやすく、話が複雑なところなどは見受けられなかったのだが、こんなにも大ヒットをしているのには、何かしらの要因があるに違いない。

僕がこの映画を観て感じた事は、時間経過が以外にもあっさりとしていて、一つアクションが起きると、次にどんな展開があるのかと視聴者を期待させるのだが、その後の展開や時間経過を全く描いていないのである。

一つアクションが起きた後、大体の映画は、その後の展開を描くはずなのだが、この映画にはそれが全くなく、いつの間にか、季節が変わっているのである。

ヒットした理由が、そこにあるのかどうかは定かではないが、展開の速さとわかりやすさ、それに加えて恋愛ものでありながら、無駄な部分を省いているという所が誰もが受け入れやすいようにしているのではないだろうか。

 

ハッピーエンドではない? ※ネタバレ

互いの夢に向かい支え合っていたはずの2人がなぜ、このような別れを遂げてしまったのか。

そして、夢をかなえた先に待っていたのは、本当に自分が望んだ夢だったのか。

好きなもので生きていくことは難しいことではある。夢を叶えるためには様々な事を犠牲にしなければならないのである。

はっきりと結論を言ってしまうと、僕にはこの映画はハッピーエンドだったと思いました。 

割と評価や他のネタバレを観ていると、ハッピーエンドではない、という意見が多かったように思えます。

しかし、僕にはこの映画を観終わった後、どちらかと言えば、ハッピーだったように感じました。

ハッピーという言い方をすると、なんだか軽い様に感じられてしまうので、言い方を変えると、結果的に誰も傷つくことなく、幸せな終わりを迎えられたのではないかと思いました。

ハッピーエンドとは、果たして主人公たちが完全な幸せを手に入れることなのだろうか。

完全に満たされた状態でいることは、むしろ、幸せではないのではないだろうかと、僕はこの映画を観て思いました。

 

最後に

この作品を観て思ったことなのだが、洋画は分かりやすい方が面白くてヒットするのかもしれないと思いました。

ラ・ラ・ランド」は、大人の恋愛であったが、内容も映像的にも誰でも観て楽しめる作品になっていた感じました。

これからも洋画を観ていきたいと改めて思いました。

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