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チーズはどこへ消えた? ビジネスで使える考え方/あらすじを紹介

 

世界中で多くの評価を受けている「チーズはどこへ消えた?」は、1998年にアメリカで出版され、ベストセラーを記録しています。

 

アメリカの心理学者スペンサー・ジョンソンが書いたこのビジネス書は、人生を変える一冊として様々な場面で紹介されています。

 

さらに、アップルやベンツなどの大企業で社員研修などにも使われるくらい有名であり、社会人なら読んでおくべき一冊と言われているのです。

 

この記事ではこの一冊の本でたくさんの人の人生が変えられているというのは本当なのか、また、それほどまでに愛され続けている要因について解説していきます。

 


チーズはどこへ消えた?

 

 

 

1,あらすじ

 迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた!ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を・・・。
IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。880円でアナタの人生は確実に変わる!

(扶桑社より)

 


『迷路の外には何がある?』 ――『チーズはどこへ消えた?』その後の物語

2,迷路=人生

登場人物である小人のヘムホー、ネズミのスニックスカリーは、人間の心の中にある単純さと複雑さを象徴しており、人生という迷路の中を通じて、どのようにして生きていくべきなのかを示してくれるのです。

 

人生という迷路の中で小人とネズミは、チーズという人生の中で求めているもの、つまり、人間の欲求を示しているものを見つけるために彷徨っているのです。

 

迷路という人生の中からチーズを見つけることは簡単なことではない。自分の求めているものは簡単には手に入りません。

 

しかし、この物語の小人とネズミは、チーズを早くに見つけてしまいます。そして、小人とネズミは、その場でしばらくの間チーズを食べ続けました。

 

しかし、チーズは無限ではないため、すぐになくなってしまったのです。当たり前にあったはずのチーズがいつの間にかなくなってしまったことで、次にどのような行動ができるのか、また、なくなると分かっているのならそうなる前に行動をするばきなのである。

 

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3,待つか、変化するか

チーズがなくなった時、小人とネズミは別々の行動を取りました。ネズミは、新たなチーズを求めてもう一度迷路を探し回った。しかし、小人は、その場で立ち止まってしまったのです。

 

この本の一番の本質は、ここからです。この本で伝えたいことは、人生という迷路の中でチーズを見つけることは難しい、という話ではありません。

 

この本の本質は、チーズがなくなってしまった時の小人とネズミの行動にあるのです。

 

チーズを失ったネズミは、新たなるチーズを求めて、迷路をもう一度彷徨いました。しかし、チーズを失った小人は、新たなるチーズが動かずとも現れると信じて待つという行動をとったのです。

 

この行動の違いの表現が、この本が売れている要因と言えるでしょう。

 

チーズというのは、先述した通り、人生で求めるものなのです。しかし、求めていたものを手に入れてしまった時、人は満足し、怠惰になってしまうのです。

 

そして、いつしかチーズを失ってしまうと、また人生という迷路に向かうことを躊躇ってしまいます。

 

 

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4,変化に伴う恐怖心

人生という迷路にもう一度立ち向かうことをなぜ躊躇ってしまうのか。それは、ただ単純にもう一度苦労することを面倒くさいと思ってしまうからです。

 

しかし、その気持ちが芽生えてしまう原因には恐怖心があります。

 

人生における変化とは、新しいことに挑戦したり、今よりももっとレベルの高いことをしてみたりすることがあります。そんな中変化をすることで起こる心の変化は、

 

  • 新たな未知の領域に足を踏み入れるという恐怖心
  • 変化することで新たに失うものがあること
  • 変化による失敗の危惧

 

この考え方を見る限りでは、変化することは失うものが多いと思った人も多いでしょう。しかし、変化とは何かを失うのではなく、何かを得る事であることをこの本では教示しているのです。

 

さらに、変化の先にある恐怖とは、越えなければならない壁なのです。

その壁を避けたり、立ち止まってしまっては、チーズへはたどり着けないということなのでしょう。

  

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5,変化の先には幸福がある

変化を求めたネズミは、新たなるチーズへとたどり着くことができました。また、小人も最終的には待っているだけでは、先へは進めないことを理解することができました。

 

人生という迷路の中で、求めるものがある限り、恐怖を乗り越えて、美味しいチーズを手に入れることが大切であるということがこの本から学ぶことができるのです。

 

人生の考え方を変えたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

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