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映画「響-HIBIKI-」 感想 平手友梨奈の表現力

去年の夏頃に観た「響-HIBIKI-」は、欅坂46平手友梨奈が主演を務めた作品である。

正直、漫画を読んだことがあったこともあり、これまでの経験上漫画の実写化にあまり良い思い出はないものの、気になったので観てきた。


映画『響 -HIBIKI-』予告

 

まあまず、結論から言うと、結構面白かったです

主演が人気アイドルだということで敬遠する人もいるかもしれないが、僕のようなアイドルに特に興味のない人が観てもとても満足できる作品でした。

映画自体結構特殊な感じがして、明るい映画とも言い難く、暗い映画とも言い難い、なんとも表現しづらい妙な映画でした。

 

物語は小説が大好きな女子高生が小説家としてデビューすることから始まるのですが、この女子高生が非常に変わった女の子で、次々ととんでもない事をしでかすというのがざっくりとした内容です。

 

正直、主演の平手友梨奈という子の事を事前に知らなかったこともあり、映画を観ただけの印象だとアイドルとは思えな程に破天荒な役柄だと感じました。

後から平手友梨奈を調べてみると、アイドル活動でも結構暗めなんだということが判明し、映画を観ていて異質な感じがしたのは間違いではなかったと納得が出来ました。

 

小説家と出版社、また友達やマスコミなどが彼女によって翻弄されていく様が怖いと感じる部分もありながら、これがリアルなのかもしれないと思える作品だった。

原作を知っているが、原作よりも実写の方が怖さがあった。

しかし、怖さだけでなく、彼女自身の小説への想いが現れるシーンなどは、普通の小説が大好きな女の子なんだなと、ほっとするような場面もあり、その面がこの作品の暗さを和らげている部分でもある。

 

原作ファンが多い作品ではあったが、割と完成度は高く、非常に満足できる内容になっていると僕は感じました。

原作と一緒に是非、映画も観てみてください。