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坂元裕二 ドラマ「Woman」 感想

後にも先にもこんなにも泣けるドラマはないのではないかと思う程に僕はこの作品が好きです。

ただ単純に悲しいとか苦しいとか、また、嬉しいだとか感極まるだとかそんな簡単な言葉では言い表しきれない位に感情が揺さぶられました。

 

シングルマザーとして生きる強さ、そして、覚悟を持った主人公は、母として2人の子供を守りながら、世間と戦い続ける。その姿はとても強く、母親としてだけでなく、一人の人間として生きる力の強さを感じる作品です。

 

僕はこの「Woman」の脚本家である坂元裕二さんの作品が大好きで、これまでもたくさん見てきたが、そのどれもが僕の胸を打つ作品ばかりであり、僕はこのような作品を生み出すことが出来る坂元裕二さんをとても尊敬しています。

ドラマは面白いだけではいけないのである。

もちろん、面白い作品は視聴率が取れるし、話題になる。

しかし、坂元裕二さんに作品は、ただの面白い作品ではなく、必ず誰かの心に残る台詞や登場人物の行動などの細部にまでこだわったリアルな描写がとても素晴らしいのである。

 

「Woman」という作品は、人間の弱い部分が多く描かれている作品である。

誰もが持っている弱い部分と度重なる不幸が母親を追い詰めていく、そして、その度に涙を流し、また強くなっていく。

人は涙を流した分だけ強くなるとどこかで聞いたことがある。

この作品を観ていると、その考えは間違いではないような気がしてくる。

子供が泣く事とを同じように、大人も涙を流しながら強くなっていくのではないかと僕はそう思いました。

 

世間の目や人間関係の難しさ、また過去の痛みや病など、苦しみの壁が大きいほど、乗り越えた時に強い力が生み出されるのである。

このドラマはどの世代にも心に響くものがあるのではないかと思います。

ドラマのタイトルである「Woman」には、色々な想いが込められているのではないでしょうか。

 

僕はこの作品を女性だけでなく、どんな人たちにも共感できる作品であり、人の心の支えになれる力を持った作品であると思いました。

是非、観て遠慮なく涙を流してください。

(他の坂元裕二さんの作品もどれも素晴らしいので観てみてください)

 

 

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